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乾熱滅菌とは

適当な温度の乾熱空気中で加熱して、被滅菌物に存在する微生物を殺滅する方法です。高圧蒸気法に比して殺滅効果は劣りますが、大規模な装置を必要としない利点があり、乾燥状態で滅菌操作が要求される場合に利用されています。通例、ガラス製、磁製、金属製等の熱に安定な被滅菌物を対象として、160~190℃の温度を用いて行われています。一般細菌は殺滅できますが、なかには、300℃、30分でも生残するものもあるので注意を要します。規格的装置が小型のものがあり、電気や燃料ガスがあれば設置できるものが多いです。蒸気の浸透しにくいものでも滅菌できます。   図1  

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