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酸化被膜とは

酸化被膜とは、アルミニウム、ステンレス等の金属類の表面に発生する、いわゆる「錆」のことを指します、別称「不動態被膜」とも呼ばれている保護膜のことです。但し、一般的に認識されている「錆」とは、鉄の自然酸化によって生じる赤錆などを指していますが、酸化皮膜による錆は一般の錆とは性質が異なっています。金属類は、金属表面が空気に触れることによって酸素と反応しとても薄い酸化化合物の膜を生じるようになります。この膜が酸化被膜ですが、建築資材であるアルミサッシなどは最初から全体に酸化皮膜を施すことで「防錆処理を施した状態」で製品として出荷されます。その為、酸化被膜を生成する事で結果的に錆の発生や侵食を防止する働きを付加することに繋がっています。   図1

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