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アルゴン溶接とは

電気の放電現象(アーク)を利用し、同じ金属同士をつなぎあわせる方法をアーク溶接といいます。空気中でアーク溶接を行うには、何らかの方法で、空気とアークを遮断する必要があり、その遮断にシールドガスが用いられます。シールドガスとしてアルゴンガスを使用しているものをアルゴン溶接といいます。シールドガスが無い状態で溶接した場合、大気中の酸素と、高温で活性化された金属が反応してしまい、健全な溶接部が得られず、溶接部が錆びやすい仕上がりになってしまいます。それに対しアルゴン溶接ではシールドガスを用いて溶接を行うので、溶接部の仕上がりが良く、また、非常に精密な部分も溶接することができます。   図1

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