寸法公差とは、図面の寸法に対しての許される誤差の範囲のことです。部品を加工する際、厳密には図面の寸法通りに制作できません。加工の条件や、その時の気温や素材など様々な要因により、実際の寸法はばらつくことになります。ですので、実用性に問題が出ない様に寸法の「最大値」と「最小値」を決める必要があります。この、許容される寸法の「最大値」と「最小値」の差が公差になります。
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