耐熱性についてはアルミニウムの融点は約660℃で、金属としてはかなり低い温度の部類になります。アルミ製品の使用上は、200℃以上では強度が相当低下してしまいます。ただし、これは加工性がよいということでもあり、融点の低さのほか、溶けた状態のアルミニウムも表面が膜で保護されているため、周囲のガスを吸収しにくく、湯流れも良好で鋳造しやすい材料となります。
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