バルブの入口側の圧力が上昇して、あらかじめ決められた圧力になった際に自動的に弁が開き、蒸気やガスを排出して、圧力が一定の値に下がれば、再び弁が閉じる機能をもつバルブのことを安全弁と言います。電気などの制御を受けることなく、安全弁そのものの力で圧力と流量を制御する安全装置となっています。安全弁は主にガスを貯蔵するタンクや発電ボイラ設備、化学プラントの配管などの圧力がかかる箇所に設置されている場合が多く、機器の爆発や破損を防ぐ役割を担っています。
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